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意外に多い、歯が中から割れる「歯根破折」とは?

2017.12.07

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「歯根破折」はあまり知られていない症状ではありますが、意外にも患者数は多く、歯の欠損原因上位に挙がってくる歯の病状です。

症状が厄介であり、場合によっては抜歯する必要もあるこの歯根破折という病状の原因や症状、治療法などについてご紹介していきます。

 

歯根破折とは?

 

「歯根破折」とは、歯が根元部分から、中から割れてしまう歯の病状を指します。
歯根というのは歯の下部、歯槽骨の中を指しますが、この部分から歯が割れていき、最終的には歯の表面部分も割れてしまうことのある病状です。

 

歯が内部から割れていく形となるため、通常の歯の割れよりも厄介であり、割れた隙間から歯の根元に雑菌が入り込むことで、歯茎そのものを痛める恐れもあります。
歯根破折となると抜歯治療がおこなわれることが多いこともあり、歯根破折は歯の欠損原因の第三位にランクインしています。

 

歯根破折の原因はなに?

 

歯根破折の大きな原因は、過去の歯の治療です。過去に何度も特定の歯を治療しており、弱っている歯は歯根破折が起こりやすいです。特に治療で神経を抜いた歯の場合は、歯に栄養分が行きわたらずに枯れるような形で内部から割れてしまい、歯根破折となってしまうことが多いです。

 

また睡眠中の歯ぎしりなどで、常に歯へ負担をかけていると、歯が弱り歯根破折の原因を作ってしまうこともあります。

 

歯根破折の特徴的な症状

 

歯根破折は内部から進行するため気付きにくいのが難点ですが、次のような症状が事前に現れることがあります。

・歯茎が腫れる

歯根破折となると周囲の歯茎が腫れて膨らんだ形になることがあります。

・噛むと痛む

噛むと特定の歯が痛んだり、違和感がある場合は、歯根破折の前兆の可能性があります。

・歯が強く痛む

歯根破折により歯が割れると、隙間から雑菌が入り込み、強い痛みを感じることがあります。

・神経を抜いた歯が痛む

特に特徴的なものが神経を抜いた歯が痛むこと。過去の治療で神経を抜いたにも関わらず、その部分から強い痛みを感じる場合は、歯根破折の可能性が高いです。

 

歯根破折の治療法

 

歯根破折というと抜歯治療がおこなわれるケースが多いですが、症状が軽度であれば、割れた部分を特殊な接着剤で接着することで治療できることもあります。また歯科矯正により、割れた部分を表面に押し出していくことで症状の悪化を回避する方法も。また割れた箇所のみを取り除く部分抜歯という治療法もあります。

 

とはいえ、歯根破折となると、その歯自体を抜く、抜歯治療がおこなわれることが数としては多いです。

 
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歯根破折はこのように厄介な病状です。健康な歯を維持するためにも、まずは未然に防ぐ方法を理解しておきましょう。

 

今回紹介した内容を参考にして、虫歯を防ぎ歯の治療法回数を減らすことが大切になってきます。


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