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削る量も少なく痛くない治療法? 歯科の「MI診療」とは

2017.12.24

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歯医者に行くと歯をガリガリと削られ、痛くて怖いので治療をちゅうちょしている方も多いかと思います。しかしそれも今や昔の話。最近は、「MI診療」と呼ばれる治療法を採用する歯科が増えてきています。歯を削る量を減らし、痛くない治療法となるMI診療についてご紹介していきます。

 

痛くない治療法? MI診療とは

 

「MI診療」のMIとは、ミニマルインターベーションを指し、“最小限の侵襲(しんしゅう)”を意味します。つまりは身体に負担を最低限度の治療法となります。歯を多く削ったり、歯を抜歯したりすると、歯にも負担が掛かりますし、痛みとしての負担もあります。こういった人体への負担を必要最低限に抑えた治療法がMI診療となります。治療法というよりは、治療のスタイル・方針のようなものです。

 

MI診療のメリットとは?

 

MI診療には次のようなメリットがあります。

 

・歯にやさしい

MI診療では、虫歯となっても歯を削る量を必要最低限に抑えます。歯を大きく削ると自己再生できず、歯が小さくなったりすることがありますが、こういったリスクを減らせます。

 

・身体にもやさしい

MI診療では、神経を抜いたり、歯肉を削ったりするなど身体に直接手を加える手術は避けることが多いため、身体自体にもやさしい治療法となります。

 

・痛くない

最も大きなメリットともいえるのが、痛くないということ。MI診療では歯の削る量が少ないだけでなく、痛みの少ない手法や機器を使い治療を進めていきますので、歯の治療をしても痛みがそこまで伴いません。

 

MI診療のデメリット

 

MI診療には、同時にデメリットとなる部分も存在します。

 

・治療期間、通院回数が増える
MI診療では手術など直接的な治療を避けるため、結果的に治療期間や通院回数が増えることがあります。

 

・費用が高くなることがある
MI診療では、マイクロスコープなどの高額な医療機器を用いることがあるため、治療費用がやや高めになることがあります。

 

・後々痛むことがある
MI診療で神経を抜かなかった場合などは、稀に回復しきれなかった神経に痛みが発生することがあります。

 

MI診療で使われる器具

 

MI診療では、身体の負担を減らすため、特別な医療器具を用いて治療を行うことが多いです。MI診療で用いられることの多い医療機器の一例をご紹介します。

 

・治療箇所を探る器具
MI診療は、次のような器具を用いて歯を削る箇所を絞り、削る量を減らしていきます。

・マイクロスコープ
・歯科用CT

・虫歯検知液
など

 

・痛くない麻酔
MI診療では、液状の吹きかける麻酔、ゼリー状の塗る麻酔、痛みのない極細麻酔針などが使われます。これにより従来のように、麻酔を刺す際の痛みも緩和されています。

 

・歯にやさしい切削器具
MI診療では、歯を削る量を最低限に抑え、優しく削っていく次のような切削器具が用いられます。これらは従来のようなガリガリ、キーンとした削り方を抑え痛み自体も少なくなっています。

 

・MIバー
・スマートバー
・エキスカベーター
・5倍速コントラ
など

 

・レーザー
MI診療では、レーザーを用いることもあります。レーザー治療の場合は虫歯をピンポイントに除去するため、歯を削ることもなく、痛みもほとんど伴いません。麻酔を打つことも無くなります。これらはあくまで一例であり、このほかにも症状に合わせて、さまざまな器具や手法が用いられます。

 

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以上がMI診療の特徴となります。
MI診療はデメリットとなる部分もあるものの、痛みを抑えられ身体にやさしいという大きな利点があります。特に痛みが嫌で歯医者通いを躊躇している方にとっては、ありがたい治療法と言えるでしょう。


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