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酸が歯に付着すると溶ける! その原因と対策を紹介

2018.01.19

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歯の健康に関する問題のうち、近頃増えているのが「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ばれるものです。虫歯は知っているが酸蝕歯は知らないという方は少なくありません。

今回は、この酸蝕歯の症状や原因、対策法にいたるまでを紹介していきます。

 

歯を溶かす、酸蝕歯の症状

一般的に初期の頃は、「歯がしみる」という症状が見られます。以前は大丈夫だったが、最近熱い物や冷たい物を食べると歯がしみるという場合は酸蝕歯の初期症状の可能性があります。

その他にもエナメル質が溶けて象牙質が透けて見えるようになり、歯が黄色っぽくなるという初期症状もあります。

初期から中期へと進行すると神経に刺激が伝わりやすくなるため、知覚過敏の症状が重くなっていきます。その他にもひび割れや凹み、ザラザラ感も出てきます。

 

歯が溶ける原因とは

酸蝕歯の原因となっているのが、食べ物に含まれている酸です。

酸によるダメージを長期間受け続けることで、少しずつ症状が進行していきます。

一度溶けた歯を元に戻すのは難しいため、酸蝕歯が起こりにくい食べ物を理解していくことが対策の近道となります。

 

・酸蝕歯が起こりやすい食べ物

酸が多く含まれている食べ物は酸蝕歯が起こりやすくなります。レモンやオレンジ、グレープフルーツなど柑橘類の果物には多くの酸が含まれています。

その果物を原材料に使用した飲料も飲み過ぎると酸蝕歯が起こりやすいです。その他にも炭酸飲料、スポーツ飲料、お酢、ワインなどさまざまです。

 

歯が溶ける「酸蝕歯」の対策って

酸を多く含む飲料を飲む時はなるべく早めに飲み込みます。私たち人の口から分泌される唾液には酸を中和させる働きがあります。

これを唾液緩衝能(だえきかんしょうのう)と呼んでおり、口の中が酸性にかたむいても唾液に含まれるリン酸塩や重炭酸塩などの成分によって元に戻っていきます。

食べ物を噛まずにすぐに飲み込んでしまうという方は唾液の分泌量が少なくなりやすいです。そのため酸を多く含む食べ物以外はよく噛んでから飲み込んだほうが良いでしょう。

 

また就寝後は唾液の分泌量が減りやすいため、就寝前の食事はなるべく控えてください。

酸が歯に付着するとエナメル質が柔らかくなるため、食後30分ほど時間を置いてから歯磨きを行います。

 

毛先の硬い歯ブラシで力を入れ過ぎるとエナメル質が削り取られてしまうことがあります。

毛先の柔らかい歯ブラシを使用し、優しく歯磨きを行って下さい。指2本で歯ブラシを掴むと力が入り難くなります。フッ素には酸を抑え、エナメル質を修復する働きがあります。

そのため日頃の歯磨きにはフッ素配合の歯磨き粉を使用したほうが良いでしょう。

歯科医院ではフッ素塗布も受けられるため、定期的に来院すると言う対策もあります。

 

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長期にわたって酸が歯に付着することで、酸蝕歯という治りにくい症状が生じます。そうなる前に、普段の生活から振り返り、改善していきましょう。ただ、どうしても一人で改善を目指すことが難しい場合は、お近くの歯科医を訪ねてみてはいかがでしょうか。


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